発達障害の方が持つ力

最近、メディアやSNSで発達障害が取り上げられる事が多くなりました。発達障害の特性に悩む当事者さんの苦労が、以前よりも理解されつつあるように思います。
一方で、発達障害と一口に言っても、その特性や困り事は多種多様です。言い換えれば、得意分野も様々だと感じています。
例えばADHDの方であれば、多動性に悩む一方で頭の回転が早いアイデアマンもいれば、不注意傾向がある一方で1つの事に集中して大きな能力を発揮する方もおり、「障害」というよりもむしろ大きな「能力」を発揮する方が多くいらっしゃいます。
不得意な事に対しても、自分なりに対策を練る努力をする事で、自己理解を伸ばし社会生活を送りやすくなる方もいます。
発達障害に悩む方には、持っている能力を適切に発揮出来る練習をしたり、出来るだけ生き辛さが和らぐような下準備が出来ると、社会での生きやすさも変わってくるのではないでしょうか。(N)

※発達障害についてスタッフが書いた文章をこちらに載せていきます。

2020年07月10日